東京・豊洲市場が開場”初競り” 築地の1.7倍の広さ
東京・築地市場に代わる新たな卸売市場・豊洲市場(東京都江東区)が10月11日開場し、午前5時半から鐘の音が鳴り響く中、”初競り”が始まり、新たな豊洲市場の歴史がスタートした。競りの現場では、威勢のよい掛け声とともに、ずらっと並ぶマグロが次々と競り落とされていった。
豊洲市場の敷地面積は40万7000平方㍍と築地市場の1.7倍の広さを誇る。ただ、食の安全を担保する最も大事な管理および監視、そして情報公開の徹底が求められる。訪日外国人旅行客を中心に世界にも知られた築地市場のブランド力を、豊洲市場に引き継いでいくことが関係業者や東京都の責務でもある。