日銀短観 近畿で9期ぶり悪化、製造業が2期連続で
日銀大阪支店が発表した短観(企業短期経済観測調査)によると、近畿2府4県の企業(1464社)の景気判断は、台風など自然災害や原材料価格の上昇を背景に、9期ぶりに悪化した。
景気が「良い」と回答した企業数から「悪い」と回答した企業の数を差し引いた数は、全産業でプラス14㌽と3カ月前の前回を1㌽下回った。このうち製造業はプラス14㌽と前回を3㌽下回り、2期連続で悪化。非製造業はプラス14㌽と前回を1㌽上回り、2期連続で改善した。
調査は8月下旬から9月下旬にかけて実施された。