パナソニックの高速通信技術、台湾電力のスマートメーターに採用
パナソニック(本社:大阪府門真市)は9月25日、高速電力線通信技術「HD-PLC」が台湾電力の次世代スマートメーターの通信方式への採用が決定したと発表した。
スマートメーターは、データ収集の頻度を高め、電力需給に応じた細かい制御を行うため、より安定した通信性能が求められる。HD-PLC技術は、これらの要求を満たすことができ、今後世界中で進むスマートメーターやスマートシティ構想におけるIoT通信のインフラ整備に貢献することが期待される。
実証試験では、道路に設置された中高圧の変圧器からビル地下のメーターまで電力線で通信できることを確認し、テスト期間で100%のデータ収集率を達成し、合格の決定を得た。