オリックス 中国の大手国有企業「首鋼集団」と戦略提携
オリックス(本社:東京都港区)は9月20日、中国・北京市政府が株式を100%保有する企業グループ「首鋼集団有限公司」(本社:北京市、以下、首鋼集団)と、中国国内におけるインフラ運営をはじめとする多面的な事業分野での協業を目的とした戦略的提携合意書を締結したと発表した。
首鋼集団は鉄鋼事業を祖業として1919年に設立され、現在は様々な分野で幅広く事業を展開している国有複合企業。
今回の提携による取り組みの第一弾として、北京市などで駐車場の運営・管理事業を手掛ける上場子会社の「首長国際企業有限公司」(本社:香港、以下、首長国際)に対して出資。香港の現地法人、ORIX Asia Capital Limitedを通じて、首長国際の第三者割当増資を引き受け、発行済み株式(増資後)の6.3%を取得した。
今後も両社の得意とする分野でのビジネスノウハウを生かし、環境、医療、介護など様々な領域での協業や新規事業の創出、成長が期待される企業への共同投資など幅広い分野での事業連携を検討していく。