郵船ロジ ベトナム国立農業大で食品サプライチェーンの講義
郵船ロジスティクス(本社:東京都港区)はこのほど、日・ASEAN食産業人材育成官民共同プロジェクトの一環として、ベトナム国立農業大学で開催されたフードバリューチェーンセミナーの中で、「食品の鮮度保持輸送とサプライチェーン」に関する講義を行った。同社の同プロジェクトへの参加は、6月の王立カンボジア農業大学での講義に続き、今年2回目となる。
今回はベトナム国立農業大学で、200名を超える学生向けに鮮度保持輸送技術およびベトナムを取り巻く食品・農水産物のサプライチェーンについて、同社のベトナム法人が取り扱っている小売業物流事例を交えて講義を行った。
同社は2017年8月から10月にかけて、輸出が解禁された日本産梨をベトナム国内の量販店および百貨店向けに、航空輸送では保冷梱包を施し、海上輸送ではリーファーコンテナを活用し、鮮度を保持したまま輸送している。