京セラドキュメントS 中国にOPC感光体ドラムの新工場
京セラドキュメントソリューションズ(本社:大阪市中央区)は、中国広東省東莞市の主力生産拠点、京セラ弁公設備科技(東莞)有限公司(以下、中国工場)の敷地に、2017年7月から着工していたOPC感光体ドラムの新工場が完成し、8月9日に地元政府関係者を迎え、竣工式を執り行ったと発表した。
複合機やプリンターの受注拡大に伴い、低中速機に搭載されるOPC感光体ドラムの生産増強が急務となっていた。
新工場は総床面積1万1400平方㍍の3階建てで、OPC感光体ドラムの生産工程で出る排水のリサイクルシステムや、排ガス処理装置を設置するなど、環境にも配慮している。また同社独自の新生産設備を導入し、ほとんどの工程を自動化することで、OPC感光体ドラムの生産能力を2020年には現在の2.5倍以上に増強する予定。