大阪市が対策強化 学力テストで政令市中最下位の汚名返上へ
大阪市の吉村市長はこのほど、全国学力テストで全国の政令市中、大阪市が昨年に続き小中学校ともに最下位だったことを明らかにした。そのうえで今後、学校ごとに数値目標を設けて、教員の人事評価に反映させるなど対策を強化する考えを示した。
吉村市長は「非常に危機感を感じている。制度を大胆に変えて意識を変えないと、20位から抜け出せない。学力を向上させるという意識を、現場と教育委員会が持たなければいけない」と強い論調で語る。そして、来年は政令市の中での最下位を脱し、将来的には15位への引き上げを目指していきたいとしている。