学力テスト 大阪はすべての教科で全国平均下回る
小学6年生と中学3年生を対象に行われた今年の全国学力テストで、大阪府は小中学校ともにすべての教科で全国平均を下回った。
全国学力テストは平成19年から行われていて、大阪府では今年はおよそ1500校の公立の小中学校から14万人余りが参加した。今年は国語と算数・数学に加え、3年に1度となる理科も行われた。
今回の結果について、大阪府が大きな課題と捉えているのが「国語」。全国学力テストは今年で11回目だが、大阪府の国語の平均正答率は小中学校ともに全国平均を上回ったことは1度もない。この国語の基礎的な言語能力がついていないことが、全教科の成績に影響しているとしている。何について、どう答えればいいのか、設問の意味が十分に理解できていないというわけだ。