大阪市内の高層ホテル建設現場にロボット導入 清水建設
ゼネコン大手の清水建設は、大阪市内で建設中の高層ホテルの建設現場に、今秋から3種類の建設ロボット8台を導入すると発表した。
これらのロボットは同社が独自に開発したもので、壁などの建築資材の運搬、鉄骨の柱の溶接作業、天井のパネル貼りの作業を行う。ロボットは人が操作しなくても、周囲の状況を読み取って自分で判断しながら作業ができるため、1台につき7割から8割の人手を削減できるという。
日本建設業連合会によると、建設業に従事している技能労働者数は2025年までにおよそ125万人不足すると推計されている。