大阪・藤井寺市の商店街で道明寺歴史まつり

大阪・藤井寺市の商店街で道明寺歴史まつり

大阪府藤井寺市で5月4日、道明寺歴史まつりが開かれ、古墳時代から戦国時代までの歴史上の人物に扮した市民ら約150人が、道明寺天満宮を出発し、「近鉄道明寺」駅前の商店街を抜け、近くの公園まで約600㍍を練り歩いた。
道明寺周辺は、豊臣秀頼率いる豊臣氏を滅亡に追い込み、徳川家康を総大将とする徳川幕府軍が勝利を収め、徳川政権を確立した「大坂夏の陣」(1615年)の皮切りとなった「道明寺合戦」の舞台だったところ。そんな歴史的背景もあって、2016年まで武者行列のみだった。しかし、2017年から歴史的経緯にこだわらず年代を広げ、飛鳥・平安時代の聖徳太子や菅原道真らも登場、文字通り歴史色豊かなまつりとなった。