三井物産 アジア多国展開大手病院Gへ追加出資
三井物産(本社:東京都千代田区)は、アジアの中間層向けの最大手病院グループ「コロンビアアジアグループ」(本社:マレーシア、プタリン・ジャヤ市)の持株会社International Columbia U.S.LLCの増資を引き受けることで合意した。取得金額は約1億4000万米㌦(約148億円)。これにより、三井物産のコロンビアアジアグループへの出資比率は最終的に26.09%となり、筆頭株主の創業家一族(26.14%)とほぼ同等となる。
コロンビアアジアグループはマレーシア・インド・インドネシア・ベトナム・ケニアの5カ国で合計29病院・2クリニック(約2600床)を保有しており、医療ニーズの約8割を占める一般外科・一般内科・整形外科・産婦人科・小児科を中心に効率的な医療サービスを提供、1年間で延べ250万人強の外来患者を受け入れている。グループは2025年までに合計45病院(4000床強)の運営を目指す。