大阪の児童虐待9,305人 4年連続で全国最多
2017年に大阪府内で虐待を受けた疑いがあるとして、警察が児童相談所に通告した18歳未満の子どもは9,305人に上り、2016年より769人増えたことが分かった。これは統計を取り始めた平成13年以降最多で、都道府県別でも4年連続で全国最多となった。
虐待の内容は、親から暴言を受けるなど「心理的な虐待」にあたるケースが6,644人と全体の7割を占め、「身体的虐待」も1,813人に上っている。なお、大阪府警が摘発した児童虐待事件は83件で、全国で最も多い7人の子どもが亡くなっている。