三菱電機 韓国でエレベーターの新工場稼働開始
三菱電機は韓国の仁川経済自由区域に建設していたMitsubishi Elevator Korea Co.,Ltd.(所在地:ソウル特別市、韓国三菱エレベーター、以下、KMEC)のエレベーター新工場を3月1日に稼働開始する。
新工場にはR&Dセンターを新設し、開発・検証機能を強化するとともに、生産能力を現在の2.5倍となる4000台に拡大し、グローバル事業展開の加速と、韓国市場での規模拡大を図る。敷地面積は1万8220平方㍍、総建築面積は1万9070平方㍍。投資額は約330億ウォン(約35億円)。稼働時の工場人員は約120名。付属施設はエレベーター試験塔(高さ95㍍)、据付・保守研修センター。
韓国の新設昇降機市場は2017年度約2万6000台と予測され、中小規模向けの低層ビルの需要の堅調さとリニューアル需要の漸増により、今後も安定した需要が見込まれている。