民営地下鉄「Osaka Metro」の新会社社長に河井英明氏
大阪市の吉村市長は4月1日に民営化する地下鉄の新会社、愛称「Osaka Metro」の社長に、パナソニック顧問の河井英明氏(63)を任命することを決めたと発表した。河井氏は昭和52年に当時の松下電器産業に入社し、パナソニックCFO(最高財務責任者)などを務めた。
会見で河井氏は「いまの資産を有効に活用して地下鉄を発展させ、民営化して良かったと多くの方々に思っていただけるような結果を着実に出したい」と抱負を述べた。吉村市長は「公務員組織から民間への徹底した意識改革と、地下の空間を明るく元気にし、大阪経済成長の起点となるインフラに成長させてほしい」と語った。