阪急阪神エクスプレス 越ドンナイ省でロジスティクス事業拡大
阪急阪神エクスプレス(大阪市北区)の現地法人、阪急阪神エクスプレス(ベトナム)は、ホーチミン市近郊のドンナイ省ロンビンコンテナデポ内に、2017年1月開設した物流倉庫「ホーチミンロジスティクスセンター(略称:HOLC)」を増床し、12月1日から自社オペレーションを開始した。
ロンビンコンテナデポは、タンソンニャット国際空港、カトライ港とのアクセスに優れ、周辺には日系を含めて多くの輸出加工企業が進出している。
HOLCは倉庫面積2700平方㍍のうち、半分を保税エリアに設定。同エリア内には湿度対策としての空調施設を備え、主要取扱商品の電子部品や工業用資材の保管品質を高めている。一般倉庫の機能のみならず、輸出入通関、非居住者在庫の管理、カンボジア向けのクロスボーダー輸送など総合物流サービスを提供し、ベトナムの旺盛な倉庫、輸送需要に応える。ちなみに、カンボジア・プノンペン向けは国境での通関を含め、最短36時間で輸送する。