東洋エンジ インドネシア肥料プラントで運転最適化のIoT運用開始

東洋エンジ インドネシア肥料プラントで運転最適化のIoT運用開始

東洋エンジニアリング(千葉県習志野市)は、肥料プラントの運転・保全を最適化するIoTシステム”Degital Fertilizer”(デジタル・ファーティライザー)を開発し、インドネシア国営肥料会社の一つ、ププク・スリウィジャヤ・パレンバン社が南スマトラ州パレンバン地区に保有する肥料プラント(尿素日産2750㌧)に実装し、運用を開始した。
デジタル・ファーティライザーは、2016年11月に覚書を締結した米ゼネラル・エレクトリック(GE)の産業向けクラウドベースのプラットフォーム「Predix(プレディックス)」上に、EPCコントラクターとしてのプラント設計・運転・保全の知見も活用し、開発された。このシステムにより、稼働率の向上や運転・保全の効率化によるプラントの収益性の向上が期待される。
同システムの実装には、IoT分野でGEと包括的に連携しているNECを起用した。