近畿の9月の求人倍率1.46倍で引き続き高水準
大阪労働局によると、近畿2府4県の9月の有効求人倍率は1.46倍と、平成以降、最も高かった7月と8月をわずかに0.01㌽下回ったが、引き続き高い水準を維持している。9月に近畿2府4県で仕事を求めている人は30万5808人で、これに対し企業からの求人は44万7190人だった。
府県別では大阪府が1.59倍、京都府が1.50倍、奈良県が1.37倍、滋賀県が1.32倍、兵庫県が1.30倍、和歌山県が1.24倍だった。大阪労働局などの分析によると、建設業や運輸業、自動車部品などの製造業でも求人は増えており、一時的に下がることはあっても、基調としては人手不足で求人倍率は高水準で推移するとみている。