シャープ中間決算3年ぶり黒字 通期最終黒字690億円へ修正

シャープ中間決算3年ぶり黒字 通期最終黒字690億円へ修正

シャープの今年度のグループ全体の中間決算は、鴻海精密工業と連携したコスト削減や液晶パネルや液晶テレビの売り上げが増加したことなどで、最終的な損益が347億円余りの黒字と、中間決算としては3年ぶりに最終黒字となった。
売上高は1兆1151億円余(前年同期比21.3%増)となった。タブレット向けをはじめとした中小型液晶パネルや、中国、欧州での液晶テレビの販売が好調だった。
今年度の通期業績予想は、売上高は2兆5100億円と据え置いた。最終利益は690億円と、5月時点の予想から100億円上方修正した。