学研都市で自動運転走行実験 パナ、オムロンなど9社
学研都市推進機構によると、京都、大阪、奈良にまたがる「けいはんな学研都市」で地元のバス会社や電機メーカーなどが協力し、自動運転の実現に向けた走行実験などを始めることになった。公共交通車両の自動運転の実用化に向けて、年内にも京都府精華町と木津川市にまたがる「けいはんなオープンイノベーションセンター」の敷地内で走行実験を始める。
実験には地元のバス会社ほか、パナソニックやオムロンなど9社が参加し、センサーで車の外の情報を検知したり、車を遠隔操作したりしながら、安全性を確認することにしている。
将来的には自動運転の研究拠点としての特区の申請を目指すということで、今年度中には公道での有人の走行実験や遠隔で監視しながらの無人走行の実験も始めたいとしている。