スシロー20年までに1.5倍の600店舗に 都市部を強化
回転寿司チェーン大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は7月2日、展開する「スシロー」や「ツマミグイ」などの店舗を、現在の計400店から2020年までに1.5倍の600店に増やすと発表した。なかでも現在は数店舗にとどまる都市部への出店を強化する考えを示した。
回転寿司業界では最大店舗を誇るスシローだが、都心では高い賃貸料が壁となり、これまでは主に郊外や地方で店舗運営してきた。今後、強化する都心型店舗は郊外型より小型にして、①回らない店舗で、「ツマミグイ」など既存店より単価の高いつまみのメニューを充実する②持ち帰り比率を現在の平均1割より高くすることで売り上げを伸ばす③平日の仕事帰りの客の取り込みを狙う–方針。