陸上・大学構内養殖の岡山「理大うなぎ」試食会

陸上・大学構内養殖の岡山「理大うなぎ」試食会

宿泊施設のピュアリティまきび(岡山市北区)は、8月末まで販売している1食1800円の限定メニュー「理大うなぎ御膳」の試食会を開催した。「理大うなぎ」は、岡山理科大学の山本俊政准教授が開発した「好適環境水」を使い、市内丘陵地の大学構内で養殖されたうなぎだ。地元町内会などから集まった人たちは柔らかく、臭みのない養殖うなぎに舌鼓を打っていた。
淡水に少量のカリウムなどを加えた好適環境水は、閉鎖循環式プラントと組み合わせると、投薬や水換えのない養殖が可能という。また、海水・淡水どちらの生物にも対応できることで、この好適環境水を使ったプラントにより、現在エビをはじめ様々な養殖プロジェクトが進行している。