堺市消防局7/1から119番通報に5カ国語で24時間対応
堺市消防局は7月1日から、外国人からの119番通報を正確に把握するため、通訳の取り組みを始める。民間のコールセンターを介し、英語、中国語、韓国・朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語の5カ国語で24時間対応。増加する訪日外国人旅行者らにスムーズに対応する狙いだ。通訳サービス会社、ブリックス(東京都)に年間約26万円で委託する。
通信指令室で外国人からの通報を受けた場合、同社に接続し、指令室の職員、通訳と、通報者の三者で話す。災害・救急現場では、救急隊員らが携帯電話を持参して通訳につなぎ、外国人とのやり取りを聞き取る。