ファミリーマートがイートイン3年で2倍の6000店舗に
ファミリーマートは店で買った弁当や飲料を店内で飲食する「イートイン」スペースを3年で2倍の6000店舗に増やす。昼はシニア層や家族客、夜は飲食店代わりに使う会社員の需要を見込む。
コンビニエンスストアはこれまで、限られた売り場で売れ筋商品をどう効率よく扱うかを競ってきたが、ファミリーマートは一定の場所を取っても集客機能を重視した店舗づくりにビジネスモデルの軸足を移す。
コンビニ首位のセブン-イレブン・ジャパンや2位のローソンは約2000店舗で「イートイン」を導入している。この点、ファミリーマートは5月末時点で約3000店舗で取り組んでおり先行してきたが、一気に2倍に広げて競合他社を引き離す戦略だ。