農研センター 12度前後の高糖度ミカンの栽培技術開発 2014年11月20日未分類koken 農研センター 12度前後の高糖度ミカンの栽培技術開発 農研機構近畿中国四国農業研究センターは、高糖度ミカンの精密栽培技術を開発した。中国紙工業(広島県尾道市)が開発した地面に敷く二重構造のマルチシートと簡易土壌水分計、水分ストレス表示シートなどを組み合わせ、ミカンの液肥や水やりを制御して果実糖度を高め、農家の勘に頼っていた水やりの判断も標準化する。愛媛県などの農園栽培では長雨の影響で糖度が8~10度に下がった地域でも安定して12度前後の甘い果実が得られたとして、普及を図る計画だ。