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マレーシアとシンガポール 8/17から越境通勤含む相互渡航開始

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、マレーシア政府とシンガポール政府は8月17日から両国間の越境通勤を含む相互渡航を再開する。公務またはビジネス上不可欠な相互出張を認める「相互グリーン・レーン(RGL)」と、越境通勤者を対象に定期的な往来を認める「定期通勤協定(PCA)」の条件に該当する者のみ渡航可能。RGL、PCAともマレーシアへの入国は「My Travel Pass」、シンガポールへの入国は「Safe Travel Pass」を通じて申請する。
RGLでは国籍を問わず、両国の法定居住者が対象。入国3日前以内および到着後にPCR検査を受けることなどが条件で、短期滞在は最大14日間。PCAは両国の国籍者または永住者で、相手国での有効な長期就労ビザ所持者が対象。相手国に90日以上滞在すれば、一時的な休暇で母国に帰国することが可能。

渡哲也さん 肺炎で死去 石原軍団を体現 石原プロ解散で区切り

「大都会」「西部警察」などのドラマや映画で存在感を示した俳優、渡哲也さんが8月10日に肺炎で亡くなっていたことが14日、分かった。78歳だった。「家族葬」でとの故人の希望で、この日、近親者のみで密葬が営まれた。
石原裕次郎さん亡き後、渡さん自身が2代目社長を務め、現在相談役を務める「石原プロモーション」を2021年1月に解散することを発表。様々に噂が飛び交った石原プロの去就に区切りをつけた。”石原軍団”を体現する中心的存在でもあった渡さんの、公式にはこれが最後の姿となった。裕次郎さんが亡くなる直前、渡さんに託した「石原プロを畳んでくれ」との遺言を果たして、天国へ旅立った。
渡さんは2015年6月に心筋梗塞の手術を受けて以降、入退院を繰り返し、ここ数年は呼吸器疾患などで自宅療養を続けていた。

OEG EV・HV搭載機器向け高電圧遮蔽電源システムのEMC試験開始

OKIグループのOKIエンジニアリング(本社:東京都練馬区、以下、OEG)は8月13日、EV(電気自動車)やHV(ハイブリッド車)に搭載される車載機器を対象とした高電圧遮蔽電源システムによるEMC試験サービスを8月14日より開始すると発表した。EV・HVの開発を手掛ける顧客を支援する新しいサービスとして、今年度1,000万円の売り上げを目指す。
環境への配慮からEV・HVなどの電動車へのシフトが進む中、効率よくエネルギーを使用するために、バッテリーをはじめ車載機器の高電圧化が進んでいる。高電圧側のハーネスから発生する電気的ノイズ(エミッション)が、低電圧側のハーネスに干渉することによって、車載機器に与える影響を調べるEMC試験の需要が増加している。

くら寿司が台湾で店頭公開 日本飲食業で初 中国進出見送り

くら寿司の台湾法人、亜洲蔵寿司は8月13日、店頭登録市場、台湾証券櫃台買売中心の上櫃(グレタイ)市場で9月に店頭公開すると発表した。日本の飲食企業による台湾での店頭公開は初めて。なお、今年予定していた中国市場への進出は見送る。NNA ASIAが報じた。
710万7,000株の新株を発行し、1株当たりの暫定価格は55台湾元(約199円)。亜洲蔵寿司の設立は2014年1月で、現在の資本金は3億7,873万元。くら寿司が83.17%を出資している。台湾での店舗数は現在の27店から年内に30店以上、3年以内に50店舗以上を目指す。

すかいらーくHD マレーシア・KLに「しゃぶ葉」1号店オープン

すかいらーくホールディングス(本社:東京都武蔵野市)の完全子会社、すかいらーくマレーシアは8月12日、しゃぶしゃぶビュッフェ「しゃぶ葉(しゃぶよう)」のマレーシア1号店をソフトオープンした。すかいらーくの海外展開は台湾に続いて2カ国目となる。
店舗は首都クアラルンプール(KL)の商業施設サンウエー・ペロシティー・モール店3階に出店した。座席数は134席。日本の店舗と同様、豚肉や牛肉、約20種類の野菜、デザートなどを食べ放題で提供する。平日のランチは制限時間90分で大人1人38.8リンギット(約1,000円)から。平日のディナーは制限時間120分で大人1人45.8リンギットから。

日本空調サービス マレーシアの連結子会社解散 コロナ禍で断念

日本空調サービス(本社:名古屋市名東区)は8月12日、マレーシアの連結子会社「NIPPON KUCHO SERVICES(M)SDN.BHD.」(所在地:セランゴール州)を解散すると発表した。2022年3月末をめどとして解散・清算手続きを進める。
同子会社は、総合建物設備メンテナンスサービスを中心とした事業展開による収益化を計画していたが、就労ビザ取得の遅延等による事業開始の遅れに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による長期的な停滞が余儀なくされる事態となった。そのため、今後同国における事業環境好転の可能性は低く、事業活動を再開したとしても、収益拡大を図ることは難しいと判断した。

大阪「うめきた」で1,500体超の人骨出土 江戸~明治期の埋葬跡

大阪市教育委員会、大阪市文化財協会は8月13日、江戸~明治時代に現在のJR大阪駅北側再開発区域「うめきた」(大阪市北区)にあった「梅田墓」について、発掘調査の結果、1,500体以上の埋葬人骨が出土したと発表した。
市内でこれほど多くの埋葬跡が一度に見つかるのは初めてで、全国的にも珍しい。これらは庶民階級の墓とみられ、今後は骨を調べ、葬送文化や生活環境などを詳しく分析する。発掘調査はうめきた再開発事業に伴って始まり、2017年2~6月の調査で墓地の南北端の石垣や約200体の埋葬人骨が見つかっている。
梅田墓は、江戸初期に天満周辺にあった墓を、現在の大阪駅の南側付近に集めたのが始まりで、その後、現在のうめきた南西部に再移転したとされる。大坂に7カ所あった「大坂七墓」の一つ。近松門左衛門の作品、浄瑠璃「曽根崎心中」や「心中天網島」などにも登場する。

8/3~9 熱中症で救急搬送者急増 全国で前週の倍増の6,664人に

総務省消防庁のまとめによると、8月3~9日に熱中症で救急搬送された人は全国で6,664人(速報値)で、その前の週(3,426人)のおよそ2倍に上った。搬送された人で最も多かったのは65歳以上の高齢者の3,836人で、発生した場所で最も多かったのは住居で2,639人だった。10日以降も全国各地で最高気温35度以上の猛暑日が記録されていることから、熱中症の救急搬送者は当分増え続けるとみられる。

関西私鉄と大阪メトロの4~6月決算 コロナでいずれも赤字に

関西の私鉄各社と大阪メトロの4~6月決算が8月12日出揃った。新型コロナウイルスの影響で鉄道利用者の減少が大きく響き、各社とも最終赤字となった。
阪急阪神ホールディングスは189億円の赤字。四半期での赤字は2009年の同時期以来11年ぶり。近鉄グループホールディングスは239億円、京阪ホールディングスは34億円、南海電鉄は25億円のそれぞれ赤字に陥った。このほか、2年前に民営化した大阪メトロも地下鉄利用者が大幅に減少したことで39億円の赤字となった。民営化後赤字となったのは、これが初めて。

日本の7月工作機械受注額 前月比3.9%増 経済活動再開で回復の兆し

日本工作機械工業会のまとめによると、7月の工作機械受注額(速報値)は、前年同月比31.1%減の697億8,400万円で、22カ月連続で前年同月を下回った。ただ、前月比では3.9%増と2カ月連続のプラスとなった。中国に続き、日本国内や欧米で経済活動が順次再開されるにつれ、受注が入り始めている。
7月の受注は、外需が前年同月比25.2%減の449億8,200万円で、22カ月連続のマイナス。内需は同39.8%減の248億200万円で、20カ月連続のマイナスだった。