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インドの7月販売減少続くも 乗用車、二輪車とも回復の兆し

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、インド自動車工業会がまとめた7月の乗用車販売台数(多目的車、バンを含む)は前年同月比3.9%減の18万2,779台と引き続き減少した。ただ、ロックダウンの段階的な解除により、市場は回復の兆しを見せ始め、減少幅は6月の約5割減から、大幅に縮小している。
主要メーカー別にみると、首位のマルチ・スズキは前年同月比1.3%増の9万7,768台と6カ月ぶりにプラスに転じた。2位の現代自動車は2.1%減の3万8,200台、3位のマヒンドラは34.5%減の1万1,025台など軒並み減少が続くが、6月に比べると持ち直しの傾向がみられた。
二輪車部門の7月販売台数は前年同月比15.2%減の128万1,354台にとどまり、引き続き減少したが、6月の38.6%減と比べ減少幅を縮めている。このうちスクーターの販売台数は36.5%減の33万4,288台、オートバイは4.9%減の88万8,520台と、需要はそれぞれ回復基調にあるとしている。

香港 20年GDP成長率予測値をマイナス8.0~6.0%に下方修正

香港特別行政区政府はこのほど、2020年の実質GDP成長率の予測値をマイナス8.0~マイナス6.0%に修正すると発表した。同政府が4月末に発表した予測値はマイナス7.0~マイナス4.0%だった。
また、2020年第2四半期のGDP成長率の確定値は、推計値と変わらずマイナス9.0%だった。個人消費支出は前年同期比14.2%減、サービス支出も46.1%減といずれも統計開始以降、最大の下げ幅を記録した。

ペダル踏み間違い事故防止へ後付け装置販売に注力 補助金も追い風

自動車メーカー各社が、高齢ドライバーを中心に近年頻発しているペダルの踏み間違いによる事故を防ぐ装置の販売に力を入れている。同装置は車両前後の障害物を検知し、急加速を抑制する仕組みで、すでに持っている車に後付けすることができる。今年3月に受付が始まった国の「サポカー補助金」も追い風となり、高齢者を中心に導入が進んでいる。

あすか製薬 ベトナムの同業Hataphar社の株式取得し協業

あすか製薬(本社:東京都港区)は8月18日、ベトナム製薬企業Ha Tay Pharmaceutical Joint Stock Company(本社:ハノイ市、以下、Hataphar社)の24.9%株式取得交渉が完了し同日、株式譲渡契約を締結したと発表した。
Hataphar社はベトナム製薬業界で売上高2位の企業で、戦略的パートナーとして協業を開始する。株式取得価額は非公表。

としまえん跡地に『ハリー・ポッター』 映画の舞台裏を紹介

8月末に閉園となる『としまえん』(所在地:東京都練馬区)の跡地に、『ワーナーブラザーズ スタジオツアー東京 メイキング・オブ ハリー・ポッター』が設立され、2023年前半オープンを目指すことで、関係者間で本契約が締結されたと8月18日発表された。
スタジオツアー東京は、ロンドンに次いで世界2番目の開設で、映画『ハリー・ポッター』シリーズで使用された衣装や小道具などを展示し、来場者に映画の舞台裏を紹介する。

JR新幹線 お盆の利用客 東海道・山陽76~77%減 過去最少に

JR各社は8月18日、8月7日から17日までのお盆の期間中の利用状況を発表した。東海道新幹線の乗客数は昨年より76%減少し約105万7,000人、山陽新幹線は77%減少し約494万1,000人となった。
新型コロナウイルスの影響で帰省や旅行を控える動きが広がったことで、大幅な減少を記録。いずれもお盆の期間中の乗客数としては、JRが発足して統計を取り始めて以来、最少となった。

熱中症の救急搬送急増 8/10~16で1.2万人超 前週の2倍に

総務省消防庁のまとめ(速報値)によると、熱中症で8月10~16日に救急搬送された人は全国で1万2,804人に上った。日本列島全体で厳しい暑さが続いているためで、前週(8月3~9日)の6,664人からほぼ倍増。1週間の救急搬送者数として今年最多となった。
また、重症者も増えている。愛知、埼玉、静岡など19都道府県で計30人が初診時に死亡が確認された。

新明和工業 シンガポール・マレーシアの2社を子会社化

輸送用機器製造業の新明和工業(本社:兵庫県宝塚市)は8月17日、BEN CHING ENGINEERING PTE.LTD.(所在地:シンガポール)および、MKB ENGINEERING SDN.BHD.(所在地:マレーシア・ジョホールバル)の両社の株式75%を取得、子会社化したと発表した。
両社は、航空旅客搭乗橋の組立、メンテナンスおよび製缶等を手掛けており、さらなる生産体制の強化と製造コスト削減を図ることで、収益性の向上を見込む。

大阪府・市、三菱UFJ銀行など大阪市内にベンチャー支援拠点

大阪府・大阪市、三菱UFJ銀行などは、大阪発のベンチャー企業を増やすため、融資や人材を引き合わせるなど支援のための拠点を大阪市内に設けることになった。大阪府庁で8月19日、連携協定の締結式が開かれ、大阪府、大阪市、堺市、三菱UFJ銀行などの責任者が出席した。
今後、三菱UFJ銀行がノウハウを提供して、今年度内に大阪市内にベンチャー企業の支援拠点を設けるという。運営にあたっては、関西の大手企業にも協力を求めていく。

JCB ベトナムの新生銀行出資のMCreditと提携しカード発行開始

JCB(本社:東京都港区)の海外業務を行う子会社、ジェーシービー・インターナショナル(本社:東京都港区)は8月17日、ベトナムの大手金融サービス企業、MB SHINSEI Finance Limited Liability Company(本社:ハノイ、以下、MCredit)を8月1日より「MCredit JCB Credit Card」の発行を開始したと発表した。同社によるカード発行はJCBブランドが初となる。
MCreditは、新生銀行とベトナムの大手民間商業銀行Military Commercial Joint Stock Bankが出資する大手金融サービス企業。