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野村不動産 分譲マンション販売でメタバース空間初導入

野村不動産(本社:東京都新宿区)は2月16日、三越伊勢丹が提供するメタバースプラットフォーム「REV WORLDS(レヴワールズ)」を野村不動産が販売する分譲マンション「プラウドタワー相模大野クロス」(所在地:神奈川県相模原市)の販売で導入したと発表した。相模大野駅北口からプラウドタワー相模大野クロスまでのエリアを、メタバース空間で再現している。
野村不動産の分譲マンション販売で、物件単体で販促ツールとしてメタバース空間を導入するのは初めて。

「中堅企業」創設 産業競争力強化法の改正案を閣議決定

政府は2月16日、産業競争力強化法の改正案に、新たに従業員2,000人以下の企業を「中堅企業」として創設し、新たに法的に位置付けて重点支援すると閣議決定した。地域に根ざした中堅企業の向けの賃上げ促進税制や設備投資、M&A(合併・買収)への税優遇を設ける。成長意欲のある中規模の企業を地域のけん引役として重点的に支援し、国内経済の底上げにつなげる。対象はおよそ9,000社と見込む。

春闘 パナソニックHD, シャープ 月額1万3,000円賃上げ要求

大阪に本社があるパナソニックホールディングス(HD)とシャープの労働組合は2月15日、今年の春闘で基本給を引き上げるベースアップとして月額1万3,000円の賃上げを求め、要求書をそれぞれの経営側に提出した。
パナソニックHDの昨年の要求額は月額7,000円だったから、今年はほぼ倍増となり、現在の方式での要求となった1998年以降で最も高い水準となる。

H3ロケット2号機 軌道投入に成功 宇宙開発に参戦

日本の新たな大型主力ロケット「H3」の2号機が2月17日午前9時22分ごろ、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは予定された軌道への投入に成功し、2基の超小型衛星のうち1基の分離も確認した。H3は、今後の日本の宇宙ビジネスや探査の屋台骨を担う基幹ロケットで、実用化によって国際的に激化する宇宙開発競争に本格参戦したい考えだ。

関東で”春一番”昨年より14日早く 各地で気温20度超え

気象庁は2月15日午後、関東で”春一番”が吹いたと発表した。昨年より14日早かった。午後5時までの最大瞬間風速は横浜市が19.9m、茨城県龍ケ崎市で18.9m、東京都心と千葉市で18.8mなどとなった。
また、関東各地で気温が20度を超え、季節外れの暖かさとなった。最高気温は千葉市横芝光町で21.6度、埼玉県久喜市で21.5度、東京の都心で21.1度、茨城県水戸市で20.9度、神奈川県小田原市で20.2度などを記録、4月下旬から5月上旬並みの暖かさとなった。

日本触媒 米Trevi Systemと次世代システムで海水淡水化

日本触媒(本社:大阪市中央区)は2月15日、Trevi System Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下、Trevi System社)と次世代の海水淡水化/水処理システムの正浸透(FO)システムの基幹部材である浸透圧発生剤(Draw Solution、以下、DS)を共同開発したと発表した。
Trevi System社は、米国エネルギー省から400万ドルの資金援助を受けてハワイ島で、共同開発したDSを用いて海水から淡水をつくるプロジェクトを2022年6月から開始し、すべてのデータ取得を2023年9月に完了している。

三菱自など4社 電動車のスマート充電サービスで実証事業

三菱自動車工業(本社:東京都港区)、MCリテールエナジー(本社:東京都千代田区)、Kaluza(本社:英国・ロンドン)と三菱商事(本社:東京都千代田区)の4社は2月15日、電動車のコネクティッド技術を活用した国内初となるスマート充電サービスの商用化に向けた実証事業を開始すると発表した。
三菱自動車が販売する「アウトランダー」(PHEVモデル)を保有する顧客を対象に、三菱商事の出資先のOVOグループのKaluzaが提供するEV充電制御プラットフォームを通じて、通常の家庭充電で顧客がスマートフォンのアプリ上で指定した時間までに、市場価格等が安い時間帯に充電が最適化されるサービスを提供する。

パナソニックHD系 電池負極材調達へカナダ企業に出資

パナソニックホールディングス傘下の電池事業会社、パナソニックエナジーは2月15日、電気自動車(EV)用電池の主要材料の負極材を製造するカナダのヌーボー・モンド・グラファイト(NMG)に出資すると発表した。出資額は2,500万ドル(約38億円)で、2023年度内に出資する。これにより、北米で製造するEV電池の材料の安定調達につなげる。

ナワリヌイ氏死亡 各国首脳から相次ぐロシアへの非難

ロシア当局は2月16日、同国の反政府運動の指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が死亡したと発表した。死因など詳細は不明。
これを受け各国首脳から、ナワリヌイ氏追悼やロシアへの非難が相次いでいる。英国スナク首相は「ロシアの民主主義の擁護者として、生涯を通じ信じられないほどの勇気を示した」とナワリヌイ氏を称賛。米国のバイデン大統領は「ナワリヌイ氏の死はプーチンに責任がある」と断言。「何が起きたのかは分からないが、プーチンらがやったことの結果であるのは間違いない」としている。
ドイツのショルツ首相は「我々はモスクワで権力を握る政権がどのようなものか、よく知っている。もはや民主主義ではない」と指摘。ウクライナのゼレンスキー大統領は「プーチンに殺害されたのは明白だ」と非難した。フランスのマクロン大統領は「今日のロシアでは自由な精神は収容所に送られ、死刑にされる」と憤っている。