日本1〜3月GDPマイナス0.5%へ速報値を上方修正

内閣府は6月8日、1〜3月GDP(国内総生産)改定値を発表した。5月発表時点の速報値を年率換算で0.5ポイント上方修正し、実質伸び率をマイナス0.5%とした。
内訳をみると、最新の統計を反映した結果、GDPの半分以上を占める「個人消費」が、物価変動の影響を除いた実質で、前の3カ月と比べてプラス0.1%と速報値のマイナス0.03%から上方修正された。
これと合わせて2021年度1年間のGDPの改定値も上方修正され、実質伸び率が前の年と比べてプラス2.2%となった。