首都直下地震で最大死者6,100人 都が被害想定

専門家らで構成する東京都の防災会議地震部会は5月25日、首都直下地震の新たな被害想定を公表した。最も被害の大きい「都心南部直下地震」は23区の約6割で震度6以上に達し、死者は最大6,148人、帰宅困難者は452万5,949人と想定。都が想定を公表するのは2012年以来10年ぶり。
前回想定で被害が最大だった「東京湾北部地震」から対象を見直した。震源によって直下型地震(マグニチュード7程度)、海溝型地震(M8~9程度)のタイプ別に被害想定をまとめた。