キョウデン 130億円投じタイにEV向け基板の新工場

プリント基板の設計・製造を手掛けるキョウデン(本社:長野県上伊那郡箕輪町、営業本部:東京都品川区)は5月24日、タイ・チョンブリ県に自動車向けの多層系プリント基板の新工場(タイ第4工場)を建設すると発表した。8月から工事に着手し、2023年12月竣工、2024年から生産開始する予定。
約4万㎡の敷地に延床面積約3万8,000㎡規模の新工場を建設する。投資額は130億円。これにより同社のタイにおける生産能力は増強され、2027年までに現在の約1.5倍の月間19万㎡になる見通し。自動車の電気自動車(EV)化・電装化により増大が見込まれる需要に応える。