4月中国向け輸出入ともロックダウンで急減

財務省が5月19日発表した4月の貿易統計によると、中国との輸出入が急減した。同国政府の”ゼロコロナ”政策に基づく厳しい新型コロナウイルスの感染対策によるロックダウン(都市封鎖)や移動制限で、港湾やターミナルの機能が停止。その結果、多岐にわたり同国の物流が停滞したことが要因。
輸出額は前年同月比5.9%減の1兆4,891億円と3カ月ぶりに減少に転じた。輸入額も5.5%減の1兆6,574億円と15カ月ぶりの減少となり、13カ月連続の赤字だった。