ルネサス 900億円投じ24年に山梨工場再開 EV向け

半導体大手のルネサスエレクトロニクス(本社:東京都江東区)は5月17日、新たに900億円を投じ、2014年10月に閉鎖した甲府工場(所在地:山梨県甲府市)を2024年に稼働再開すると発表した。
自動車メーカー各社が軸足を置き始めた電気自動車(EV)向けに、需要拡大が見込まれる300mmウェハ対応のパワー半導体を量産する予定。甲府工場で本格的な量産が開始されることにより、同社のパワー半導体の生産能力は現在の2倍になる。