中国の4月輸出入額2%増に急減速 上海封鎖響く

中国税関総署のまとめによると、2022年4月の輸出入総額(ドル建て)は前年同月比2.1%増と、2020年6月以来の低い伸びにとどまった。上海市のロックダウン(都市封鎖)など、政府の”ゼロコロナ”政策による厳格な行動制限で物流が混乱し、内需が落ち込んでいる。世界経済の回復にも波及しかねない。
輸出は前年同月比3.9%増で、3月の14.7%増から大きく失速した。輸入も横ばいにとどまった。