東ソー フィリピンの塩ビ樹脂の生産能力倍増へ

東ソー フィリピンの塩ビ樹脂の生産能力倍増へ

東ソー(本社:東京都港区)グループのPhilippine Resins Industries,Inc.(本社:フィリピンマカティ市、東ソー80%、三菱商事20%、以下PRII社)は、塩化ビニル樹脂(PVC)製造設備の生産能力を増強する。
約42億円を投じ、2月に着工し、2018年12月完工予定、2019年1月から商業運転に入る。これに伴い、PRII社のPVCの生産能力は現行の年産11万㌧からほぼ倍増の同21万㌧となる。
フィリピンのPVC需要は、上下水道を中心としたインフラ投資の本格化により、パイプ用途や建築資材向けに拡大しており、今後も堅調な成長が見込まれている。