無残!石垣崩れ、巨石転がる 市が熊本城郭内公開

無残!石垣崩れ、巨石転がる 市が熊本城郭内公開

熊本市は5月11日、熊本地震で大きな被害を受けて立ち入り禁止となっている熊本城郭内を初めて報道陣に公開した。
一連の地震で石垣の崩落は53カ所に及び、加藤清正による1607(慶長12)年の築城当時の姿を残すとされていた「宇土櫓(やぐら)」など国指定需要文化財が数多く損傷した。城郭内では石垣が至るところで無残に崩れ落ち、地面には巨石が転がっていた。
熊本市では現時点では復旧に要する期間や費用についていずれも不明としているが、10~20年単位で、100億円を上回る規模の巨額の費用がかかるとの見方もある。