江戸城の天守閣は高さ60㍍で日本一だった 耐震構造も

江戸城の天守閣は高さ60㍍で日本一だった 耐震構造も

広島大学の三浦正幸教授らの調査によると、1657年の明暦の大火で焼失した江戸城最後の天守閣「寛永度天守(かんえいどてんしゅ)」の往時の姿が明らかになり、天守台を除いた天守は60㍍で、その高さは当時の大阪城、名古屋城をしのぎ、日本一だった。また、大地震にも耐えられる構造になっていた。
地下1階、地上5階建てで、寛永度天守は3度築かれた江戸城の天守閣のうち、徳川三代将軍・家光が1638(寛永15)年に建てた最後の天守閣。