イオンのコメ生産 埼玉県羽生市で本格始動

イオンのコメ生産 埼玉県羽生市で本格始動

イオンは5月10日、埼玉県羽生市でコメの生産を開始した。意欲のある生産者に農地を貸す政府の「農地バンク」制度を活用。耕作放棄地を含む18㌶の水田で順次、田植えを始める。9月以降に収穫し、埼玉県内のスーパーなどで販売する予定だ。後継者不足に悩む農家に代わり、流通大手がコメを含めた農業の担い手になる事例となる。
イオン子会社のイオンアグリ創造(千葉市)が羽生市で18㌶の水田を借り、コシヒカリや埼玉県のブランド米「彩のかがやき」などを栽培する。初年度で90㌧程度の収穫を目指す。