食の安全認証 国際水準に 農水省が16年メド

食の安全認証 国際水準に 農水省が16年メド

農林水産省は2016年をメドに農産物の安全性を保証する新しい認証制度をつくる。現行制度の審査体制などを大幅に強化し、食品安全の国際組織「GFSI」の承認を目指す。同組織は食品を扱うグローバル企業約400社が参加しており、取引に有利に働くと判断した。20年に農林水産物の輸出を今の1.6倍の1兆円に増やす政府目標の達成に向け、日本産の安全を強く打ち出す。