海洋深層水使い陸上で青のり養殖 広島・三島食品

海洋深層水使い陸上で青のり養殖 広島・三島食品
三島食品(広島市中区)は、海洋深層水を使い陸上での青のり養殖を始めた。高知県室戸市の陸上海藻栽培施設の指定管理者に選定され、年間3㌧程度の収穫を目指す。高知大学の海藻栽培法特許を活用する。同施設は日本初の陸上海藻養殖施設で、室戸漁業協同組合が国や県の補助を受けて建設、運営していた。同社が指定管理者になったため、名称を「三島食品研究所室戸海洋資源開発センター」に変更。現在、同施設で勤務している漁協職員は全員、三島食品の社員となる。