徳川家康400回忌法要 荘厳に 京都・知恩院

徳川家康400回忌法要 荘厳に  京都・知恩院

浄土宗総本山の知恩院(京都市東山区)で4月19日、荘厳な空気が漂う中、徳川家康の400回忌法要が営まれた。法要は50年ぶり。全国から集まった約180人の僧が、江戸時代初期に作られた家康の位牌の前で一斉に「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱え、太平の世を築いた功績をしのんだ。徳川宗家、第18代当主・徳川恒孝さん(75)らが参列、参拝客約500人が訪れた。家康は熱心な浄土宗の信者だったとされ、母親の永代菩提所を知恩院と定め、寺領を拡大して大伽藍を整備した。