シンポジウムで都構想の問題点を指摘 実行委員会

シンポジウムで都構想の問題点を指摘  実行委員会

大阪都構想の問題点を考えるシンポジウムが4月18日、大阪市中央区で開かれた。弁護士や学識者らでつくる実行委員会が主催し、市民ら約250人が参加した。パネリストの薬師院仁志・帝塚山学院大学教授は「東京都と大阪は状況が違い、都構想は大阪に合う制度ではない」と指摘。大川一夫弁護士は、住民投票で賛成多数になれば、大阪市の自治権が失われると危惧し、「地方自治権を認める憲法92条に反する恐れがある」とも語った。