ウナギの稚魚の養殖量「池入れ量」16%減

ウナギの稚魚の養殖量「池入れ量」16%減

水産庁は4月16日、国内での二ホンウナギの稚魚シラスウナギの養殖量をまとめた。2014年11月から15年3月末までにシラスウナギを池で養殖する「池入れ量:」は16.9㌧と、好調だった前年の同期に比べ約16%の減少となった。稚魚の国内漁獲量は堅調だったが、台湾や中国、韓国など周辺国・地域が不漁で輸入が低迷した。今季の日本の池入れ量は年間21.6㌧に制限された。今後、海外からのシラスウナギ輸入量が若干増えるとみられるが、制限内にとどまる見通しだ。