日水 鳥取・境港市で銀ザケ加工品出荷量4割引き上げ

日水  鳥取・境港市で銀ザケ加工品出荷量4割引き上げ

日本水産は銀ザケを加工した主力商品「境港サーモン」の出荷量を引き上げる。総額約20億円を投じ、鳥取県境港市に工場を新設。2015年度の出荷量を現在よりも4割多い年1000㌧にまで引き上げる。数年後にはさらにその倍の2000㌧にまで上積みする計画だ。

工場は水揚げ港の境港市の漁港に隣接して新設する。高い衛生管理が可能で、真空パックのための設備も整備。刺し身など生食向けの商品も生産できる。従来は焼き魚など加熱すtる用途向けのみを生産していた。新工場は子会社で銀ザケの養殖や加工販売を手掛ける弓ヶ浜水産(鳥取県境港市)の本社工場として4月1日から稼働させる計画だ。