イチゴ卸価格2割高 九州での日照不足で収穫減を反映

イチゴ卸価格2割高  九州での日照不足で収穫減を反映

東京・大田市場では福岡産「あまおう」の卸価格(相対取引・中値)は1パック(300㌘)当たり500円程度で、過去5年の平均に比べ2割高い。九州で曇りの日が続き、日照時間が不足したため実の着色が進まず、入荷量が少ない。これにより店頭価格も上がっている。都内の青果店では「あまおう」が1パック700~800円で例年よりほぼ1割高い。九州産「さがほのか」も収穫量が少なく高めだ。生育が順調な関東産「とちおとめ」も「あまおう」の値上がりの影響を受けている。いずれも1~2割高い。