長野市が野生鳥獣狩猟肉の保存冷蔵庫を分散配備

長野市が野生鳥獣狩猟肉の保存冷蔵庫を分散配備

長野市は2015年度にも山あいの地域に5台の冷蔵庫を分散配備し、漁師が捕獲したイノシシやシカの鮮度を保ち、加工処理施設に運べるようにする。このため同市は「いのしか課」を新設し、農作物を荒らす野生鳥獣の捕獲や狩猟肉を使ったジビエ産業振興を一手に担う体制を整える。同市のイノシシなどによる農作物被害額は県内の他地域に比べ多いが、これまで対応が遅れていた。