カキ卸値3~4割高 岡山生育振るわず 広島採苗不調

カキ卸値3~4割高  岡山生育振るわず  広島採苗不調

カキの卸値が高くなっている。岡山の産地で生育が振るわなかったうえ、広島では今年秋に始まるシーズンの出荷に向けた仕込みの数量が少な目で先高観が強まっている。東京・築地市場のカキ(むき身)の入荷量は前年同期比3割少なく、価格1㌔1400円程度で前年同期比3~4割高い。小売価格も加熱処理用の生ガキが前年比1~3割高の100㌘300~500円で販売されている。