大日本印刷 野菜・果実栽培に最適な農業用フィルム開発

大日本印刷 野菜・果実栽培に最適な農業用フィルム開発

大日本印刷は食品包装の分野で長年培ったフィルム成膜技術とラミネート技術を応用し、光の反射性を高めるとともに、作物の育成に最適な水分を保持できる保湿性と、長期使用に求められる耐久性を備えた「DNP農業用フィルム(反射保湿フィルム)」を開発した。実施した農業試験場でのトマトの栽培検証では4月から7月までの初回の収穫で他社の市販品と比較して約2倍の終了を得ることができたという。2015年春に販売開始する。国内及び海外の露地栽培、施設園芸、植物工場向けに販売し、年間20億円の売り上げを目指す。