日本水産 サバの畜養に参入 水産大手で初

日本水産  サバの畜養に参入 水産大手で初

日本水産はサバの畜養に参入する。人工飼料を与えて脂の乗りなどを高め、天然物にはない付加価値をアピールする。同社は秋から春にかけて銀ザケを養殖しているが、初夏から秋が育成次期のサバの畜養でいけすを有効活用できる。将来的にはブリやクロマグロで成功した、「完全養殖」を目指す。サバの畜養は水産大手で初めて。グループ会社の弓ヶ浜水産(鳥取県境港市)が事業化に向けた調査を進めている。2014年度は今春までに7㌧出荷する。販売先は首都圏、中国、九州の日本食店が中心となる。