カズノコ 主産地の北米の供給増で、今年は安め

カズノコ 主産地の北米の供給増で、今年は安め

おせち料理に使われるカズノコが今年は安めだ。主産地のカナダや米国のアラスカなど北米で供給量が多いことが影響している。輸入品の価格は1㌔約1030円で、前年より1割安い。量を増やすなど実質値下げをする店も出始めた。主産地のニシンの漁獲量増えている。貿易統計によると、1~10月のカズノコ(塩漬けのもの)の輸入量は1割程度増えている。生鮮スーパーなどで500㌘2000円を切る水準で、昨年より1~2割安くする店も出ている。