外国人観光客のタクシー利用促進へタクシー業界が諸施策

外国人観光客のタクシー利用促進へタクシー業界が諸施策

関西の産学官で構成する大阪インターナショナルタクシー創設委員会は、外国人観光客のタクシー利用促進策を今冬から順次始める。「指差し外国語シート」の配備・案内板などハード面の環境整備、外国語を話せる運転手の認定・登録制度、外国人観光客へのアンケートなどに取り組む。

タクシー利用時の会話を英語・中国語・韓国語で表記した「指差し外国語シート」を各タクシー協会に所属する全車両1万6700両に備える。これは大阪府内の87.9%にあたる。タクシー利用のニーズ把握に11月の3日間、関西国際空港などで訪日外国人150~200人に15項目のアンケートも行う。